腕のしびれ（胸郭出口症候群）

腕から手がしびれる場合に原因の一つとして考えられることが胸郭出口症候群になります。
まずは、腕（手）のしびれを生じさせる疾患の一覧をご覧ください。

原因部位	疾患名	概説
首	頸椎ヘルニア	首の椎間板が膨隆し神経を圧迫して出現
首	頸椎脊柱管狭窄症	頸部の脊柱管が様くなることで神経を圧迫
首～肩	胸郭出口症候群	胸郭で神経や血管が圧迫され出現 ※後ほど詳しく解説
肘	肘部管症候群	肘で尺骨神経が圧迫され出現
手	手根管症候群	手首で正中神経が圧迫され出現
手	ギオン菅症候群	手首で尺骨神経が圧迫され出現

自己判断せず、まず一度病院への受診を推奨します。

胸郭出口症候群とは？

胸郭出口症候群とは首から肩（胸郭）の部分で神経や血管が圧迫やけん引を受けて生じる疾患です。
上記の図の矢印上の①筋肉（斜角筋）の間、矢印中段の②鎖骨の下、矢印下段の③筋肉（小胸筋）の下の３つの神経血管が圧迫やけん引を受けるポイントがあり、そのどこかで異常が生じ発生します。

どんな人がなりやすい？

胸郭出口症候群は大きく2タイプ（牽引型と圧迫型）に分けられそれぞれなりやすい人の特徴があります。

牽引型になりやすい人

圧迫型になりやすい人

原因は？

・なで肩や怒り肩などといった姿勢や身体的特徴
・斜角筋や小胸筋といった首や肩回りの筋肉の緊張
・長時間手を挙げて作業をする方
・余分な骨がありそれが神経を圧迫してしまうケース（頸肋）

このようなことが原因となり症状が現れてきます。
また、肩こりの延長に症状が発生することもあります。

症状は？

館林市本沢整骨院での胸郭出口症候群治療

胸郭出口症候群のまとめ

１．頸椎ヘルニアなど別の原因から発生している症状出ないか確認します。
２．１にて精密検査が必要そうな場合は病院で精密検査を行いましょう。
３．姿勢や症状で状態やタイプを判別
４．本沢整骨院で改善が見込める場合は施術を開始
５．施術は原因となる姿勢や筋緊張改善を目的に

館林市の本沢整骨院では、このように胸郭出口症候群に対して状態の判断から施術まで一括して行っており、必要性がある場合は医療機関へ紹介を行っています。
また、整形外科で胸郭出口症候群と診断されたが薬の処方のみでリハビリを行ってくれなかった方なども、一度当院のリハビリをお試しください。